Beady Marble HOME

アニメ感想、少しずつあげていこうと思います。

【23話 さらば赤影!!炎の大幻魔城】

最終回です。
安土城を引き渡さねば雷神砲で町を破壊するという幻妖斎。タイムリミットが迫る中、影一族は幻妖斎の野望を阻止することができるのか。

   ***

ヒーローアニメらしく終わったなあという感想です。最終回にありがちな理不尽な急展開もなくよかったのではないでしょうか。 エンディングで、平和に暮らすみんなのその後を見せてくれたのもいいですね。

ただ、霞丸の描写が濃く赤影が食われてしまった感もあります。霞丸は千姫とのラブ要素や過去の悲哀などいろいろドラマ性が強いんですよ。最終回では特に。
それに比べて赤影は、人生を感じさせる描写がほとんどなかったのでちょっと寂しかったかなー。 赤影についても恋愛要素や人としての悲哀が見たかったですね。

   ***

最終回で気になったもの その1
(閃光予防?)雷神砲発射前にゴールドフレームサングラスをかける幻妖斎

これスタッフさん遊んでるよね。
鼻当てのところがやけに太いからサングラスじゃなくてゴーグルかもしれない。

最終回で気になったもの その2
(爆音予防?)雷神砲発射前に耳をふさぐ幻妖斎の手下たち


なんか絵面が笑えるの。上の幻妖斎もセットで、意外と楽しくやってたんじゃないかと思える幻魔城チーム。

最終回で気になったもの その3
千姫を助けた後、髪を整える邪鬼

髪ねーよ、って一応つっこんでおきます。
それにしても邪鬼は最終回大活躍だった。

最終回で気になったもの その4
BGM 影一族の歌?
「行ーけ行ーけ♪かげいちぞーく」っていう歌。最終回で初めて使われた気がする。せっかく録ったから1回くらい流しとこって思ったのかな。 BGMとしては存在感がありすぎて、流れてる間はお話に集中できないヨ。

最終回で気になったもの その5
BGM 霞丸と千姫のデュエット曲
霞丸と幻妖斎の対決シーンで流れるBGM。霞丸(塩沢兼人さん)と千姫(土井美加さん)で歌ってらっしゃるっぽい。
DVD解説によると脚本の井上氏はこの二人に思い入れがあったようで、だから歌まで作っちゃったのかな。
(その余力、赤影とかえでにも向けて欲しかったなあ)。

最終回で気になったもの その6
ペドロが千姫に迫るときのセリフ
「ワタクシターチはめおとドウゼーン。ベンベロベロンチョにかわいがーってアゲマショウ」

ベンベロベロンチョて。そりゃ千姫も引くよね。

   ◆◆◆
   ◆◆◆

さてここからは、
たぶん他の方には共感していただけない私だけの「最終話がっかりポイント」です。
何ががっかりしたって、赤影のケガが途中からなかったことになってるのが。

23話は赤影がケガを負った状態から始まります。22話で魔童子の幻魔雷撃剣にやられたからです。 出血で幻妖斎の下忍たちに見つかりそうになったり、痛みで表情を歪めつつもタイムリミットに「急がねば」という赤影。

実はわたくしヒーローのケガシチュエーションが大好きでして、負傷で弱ったヒーローが戦う姿を見るとキュンキュンするのです。なのでこの展開は大歓迎。

この後も深手を負ったまま幻妖斎と闘うのかとワクワクしてました。
ところが、つぎに登場した赤影はフツーに元気。22話で破け飛んたはずの服も元どおり。そしてその後エンディングまで怪我のケの字も出てこず。 えー?まって?さっきまで負傷アピールしてたじゃん~。

どうやら22話から持ち越しのケガは、冒頭数分だけ主張したのち、なかったことになった模様です。
最終回だから余計な要素入れてられなかったのかもですが…。私のテンションはだだ下がり。

◆追記◆
そういえば幻魔城にこっそり影一族頭領が来ていたのを思い出しました。
きっと頭領が負傷した赤影を見つけて手当してくれたんだ。うん、そういうことにしよう。